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2016.12.12
-河井寛次郎記念館-
再訪。

河井寛次郎が暮らし、仕事をした空間。
とても居心地よい空間。

いっそ全ての住宅のベースにしたら良いと思う。
本当に。


2016.07.08
-答志島-
必要なだけつくり、壊れたら直し必要になったら付け足す。
そうしてつくられた風景はカオスであり不均一であり人間的である思う。
都市における看板が乱立する風景とも似ている気はする、欲するままにコラージュされていく風景。
ただスケールが違う、ここは人間のスケールで風景がつくられている。

一昨日、三重県は答志島を訪れてそんな事を感じたのでした。


2016.06.21
-「住む。」-
雑誌「住む。2016年08月号」に「雑木林を内にまねく家」として掲載いただきました。
お施主様はじめ関係者の皆様、ありがとうございました。


2016.06.15
-室生寺-
奈良県は室生山にある室生寺を訪れました。

金堂、彌勒堂、本堂、五重塔、奥の院どれも美しい建築で伽藍のシークエンスもすばらしい。
パソコンの前にほぼ一日座っている私にとって山中に設けられた石段は優しくはないですが、それでも体験として気持ちのよいものでした。

建物・建ち方も含めて安っぽいレトリックではなく世界とつながるメタファーが感じられるものをつくれたらなぁ、
過分ではございますがそんなことを思うのでした。


2016.04.10
-「もしも建物が話せたら」-
一昨日のことですが見てきました、名演小劇場での最終日。
建物の擬人化です。
さて、そこで語られた物語は社会的背景をベースにキャラ付けされた建物が如何にその街で人々に消費されているかというものでした。
その街というもののスケールがとても特徴的でミクロからマクロまで、変化するものから固定化されたものまで様々に語られていました。
大きな物語とともに語られるたくさんの小さな物語。
その懐の深さが建物を建築たらしめているということなのかなと思う、四月の夜なのでした。


2016.03.07
-先延ばしすること-
多様性と冗長性
カタカナで書くと、ダイバーシティーとリダンダンシー

単純に多様である事がスバラシイとは思いません。
余分をとりすぎる事も良いとは思いません。
ですが、きっちり決めすぎるのも少しもったいない気がします。

決めることを出来るだけ先延ばし出来るようにしたいと思います。
時間の経過によって適当な形に納まるように。
ですが建物のカタチと水廻りは決めないといけません、とても残念です。
そうゆう建物を計画できないかと考えています。


2016.01.31
-llllllsekkei-
Mail Address:info@llllllsekkei.com
URL:llllllsekkei.com

「ドメイン部分の<llllll>は<L>の小文字を6個です。」
「?」
「<小川>を分解すると縦線が6本ですよね、なので縦線っぽい<L>の小文字を6個ならべているんですよ〜。」
「www」

初めてお会いする方には毎度この説明をさせていただきます。

ある補助線を引く事で今までと違った世界が見えるかもしれない、他者や未知のモノに興味を持つきっかけなるかもしれないと考えています。
その補助線を引く事がデザインという行為だと思います。


2015.12.31
-今年最後の読書-
『建築心理学序説』
著:ハインリッヒ・ヴェルフリン
訳:上松祐二
建築のフォルムがもたらす心的表出はアプリオリなもの、という事が書いてあったような気がする。
なるほど良くわからんといった感じである。
先日、友人の建築家が設計した住宅を見学させていただく機会があり、
そこで感じた事がこれに近いのかもしれない。
経験やコンテクストに裏打ちされない感覚。
でもよくわからないので少し調べてみたところ、
『言葉と建築: 建築批評の史的地平と諸概念』著:土井義岳
という本を読むのが良さそうだとわかった。
積読本がまた増えた。
とりあえず来るお正月は久しぶりに『カラマーゾフの兄弟』を読もうと思う、
積読本に『新カラマーゾフの兄弟』著:亀山郁夫が控えている、その予習である。
といった感じで私の2015年が粛々と終わりを告げようとしています。
2015年もたくさんの人にお世話になりました。
いつになったらお返しできるかわかりませんが、今後ともおつきあいの程よろしくお願いいたします。
それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。
小川設計・小川国寿